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歯医者は痛くなる前に!定期検診での予防が大切な理由

2024年7月10日



歯科医院に行くタイミングは痛みが出てからと思いがちですが、定期検診による予防が重要であることを知っていますか?

この記事では、定期検診のメリットやむし歯対策について詳しく解説します。


■歯医者に行くタイミングは


◎まずはかかりつけの歯科医院を見つけよう

まずは信頼できるかかりつけの歯科医院を見つけることが重要です。

かかりつけ医を見つけると、口腔内の健康状態を長い目で把握できるので、早期発見・早期治療が可能になります。

長期的な信頼関係を築くことで、緊急時にも迅速に対応してもらえる安心感があるのもメリットといえるでしょう。


◎定期検診に通う

一般的に、3〜6ヶ月に一度の定期検診が推奨されています。

定期検診では、むし歯や歯周病の早期発見だけでなく、歯石の除去やクリーニングも行います。

これにより、口腔内の健康を維持し、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。

定期的にチェックすることで、目に見えない問題を早期に発見し、大事に至らないうちに対処ができます。


■予防と治療の違いって?


◎予防とは?

予防とは、口腔内の健康を維持し、むし歯や歯周病の発生を防ぐためのケアや処置を指します。

これには日常的な歯磨きやフロスの使用、定期検診などが含まれます。

健康な口腔環境を維持するためには、まず予防が大切です。

予防的なケアは、習慣化してしまえば日々の生活に取り入れやすいものです。

最近では、予防の段階で口腔内のケアを行い、むし歯や歯周病にかかる前から口腔内をきれいに保つという考え方が主流になりつつあります。


◎治療とは?

治療とは、発生した口腔内の疾病や問題に対処することです。

むし歯の治療や歯周病の処置がこれに当たります。

治療は予防と比べて時間や費用がかかり、元の状態に戻すことが難しいことがあります。

治療を必要とする段階では、痛みや不快感を伴うことが多く、生活の質を低下させる可能性もあります。


■予防で歯科医院に通った方が良い理由


◎治療をしても元には戻らない?

むし歯や歯周病が進行すると、治療をしても天然の歯や歯肉の状態を完全に取り戻すことは難しいです。

早期に問題を発見し、軽度の段階で対処することで、健康な状態を長く保つことができますが、失った歯質は修復してももとに戻ったわけではないことに注意が必要です。

同様に歯周病で吸収した歯槽骨も元には戻りにくいのが特徴です。


◎二次カリエスなどのリスク

治療後の歯は、再度むし歯になるリスクが高くなります。

修復物と天然歯の間に隙間ができ、その部分に汚れなどが入り込み虫歯になります。

これを二次カリエスといいます。

治療した箇所は常にリスクが伴うため、定期的な検診でのチェックが不可欠です。


◎時間や費用がかかる

むし歯や歯周病は進行するほど治療期間が長くなります。

予防なら1度で済む通院が、数ヵ月に渡る可能性もあります。

それによって費用もかかるため、予防の段階で通っておくのが一番良いケースがたくさんあります。


【定期的に歯科医院に行くといいことがいっぱい】


定期的な歯科検診には多くのメリットがあります。

予防・早期発見・早期治療が可能です。

さらに、歯石の除去やクリーニングを通じて、口腔内の清潔さを保つことができます。

また、定期検診では歯科医師からのアドバイスを受けることで、日常のセルフケアの質を高めることができます。

これにより、将来的な大きな治療費を抑えることができるという経済的なメリットもあります。

定期検診の重要性を理解し、定期的に歯科医院を訪れることで、健康で美しい口元を保ち続けることができます。

痛みが出る前に、ぜひ定期検診を受ける習慣を身につけましょう。


おかむら歯科医院
歯科医師
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